医療レーザー脱毛の歴史は、それほど古いものではありません。
しかし、それまで主流だった針脱毛と比べ、より安全に確実な結果が得られることから日本でもまたたくまに普及していきました。
医療レーザー脱毛機器が普及されるまで
1983年ハーバード大学のRox Anderson博士が、レーザーの照射時間を短くすることで、周辺組織には影響を与えずにターゲットのみを破壊する「選択的高熱融解」という理論を発表。ここから医療レーザーによる治療法の研究が進められるようになりました。
その後、アメリカの厚生労働省にあたるFDA(米国食品医薬品局)が永久減毛の効果を認め、1995年に米国・サーモレイズ社の機器の安全性を承認し、販売許可を出したのです。
1997年になると日本にも医療レーザー脱毛機器が導入されるようになり、皮膚科や美容クリニックなどで治療が行われるようになりました。
従来の治療方法が抱えていた問題を解決
それまでの針脱毛が毛1本1本を脱毛していたのに対し、医療レーザー脱毛は面で脱毛するため、治療時間が圧倒的に短縮。さらに痛みも少なく、感染症などの心配もなくなったのです。
また針脱毛では難しかった顔やデリケートゾーンも含めた全身脱毛が可能になったこと、通常のレーザー脱毛では身体への影響がないことなどから、脱毛がより身近なものになったといえるでしょう。
医療レーザー脱毛が日本に導入されてからそれほど年月が経っていないにも関わらず、「永久脱毛」と言われるの はどうしてなのでしょうか? その答えを探るため、米国で行われた実験の一例をご紹介しましょう。
永久性の実証
決められた範囲内に、2ヵ月ごと6回のレーザー照射を行い、その半年後に毛量を計測したところ、ほとんどの毛の再生がみられませんでした。部位によって異なるものの、毛周期の「休止期」が約半年から1年であることを考えると、効果は永久的であるとしてよいだろうとされたのです。
永久脱毛の定義については、AEA(米国電気脱毛協会)の「治療終了から1ヵ月後の毛の再生率が20%以下」というものが広く知られています。「永久」という言葉から受ける印象とは異なりますが、さまざまな実験から、医療レーザー脱毛は「永久」と言って差し支えない結果が得られているのです。
満足のいく脱毛効果を引き出す
それらの実験結果をもとに数多くの機器が開発されています。しかし単に機器を導入したからといって、クリニックの現場で実験同様の結果が出せるわけではありません。
フェミークリニックでは、医師・スタッフが安全性・確実性などを多角的に検討した上で導入機器を選定。さらに80,000例にのぼる実績から得たデータや症例を検証し、機器の使い分けやレーザーの照射方法を工夫しています。それにより患者さまにご満足いただける確かな脱毛効果を出すことが可能となっています。
フェミークリニックでは、アレキサンドライトレーザー、ダイオードレーザー、YAGレーザー、G-MAXという4種 類の最新機器を導入しています。
機器の違いとして、レーザーの違いとは別に「冷却方法」「痛みの感じ方」が主に挙げられます。通常、どの機器でも高い効果を発揮しますが、それぞれの特徴を踏まえ、部位、毛質や肌質などに合わせて使い分けています。
アレキサンドライトレーザー
肌へのダメージを最小限に抑えながら、毛のメラニン色素を選択的に狙い撃ちし、高い脱毛効果を発揮。全身の毛に対応可能ですが、フェミークリニックでは、顔、うなじ、デリケートゾーンなど細かな照射が必要な際に使用することが多くなっています。冷却方法はガスタイプ。
ダイオードレーザー
効果はアレキサンドライトレーザー同様ですが、最大の違いは冷却方式です。冷却チップが搭載されており、ジェルを塗りながら行うため乾燥肌の方などに選択的に使用します。
YAGレーザー
上記の2機種よりもメラニン色素に吸収される率が低いため、肌の色が黒い場合にも比較的安全な治療が行えます。またレーザーが深部にまで到達しやすいので、稀に上記の2機種で効果が出にくい場合に使用することもあります。
G-MAX
通常のアレキサンドライトレーザーよりも照射速度が早いというメリットがあり、背中や太ももなど広範囲の脱毛がスピーディーに行えます。















